T.T 2024SS Vol.01

STORE SCHEDULE

daily/12:00-19:00

close/mon.

EESETT&Co

DRESS BELT ORDER EXHIBITION

1/13(Sat.)-1/21(Sun.)

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T.T

SPRING SUMMER 2024-PRODUCTION

今シーズンより当店のラインナップに加わったT.T

本日より2回に分けてアイテムをご紹介いたします。

LOT.603 SWEAT SHIRT

PRICE:¥36,000(¥39,600tax inc.)

SIZE:38/40

COLOR:Sumi

SOLD OUT

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日本の伝統染色技法の「墨染め」を用い、一枚一枚丁寧に染められたスウェットシャツ。

古い年代のスウェットを参考に、両Vガゼットや長めのリブを踏襲。

USAのコットンを使用した丸胴の裏毛は、和歌山にある古い吊り編み機で作成。編むスピードは1時間に1メートルと、とても非効率な作業となりますが、ゆっくりと時間をかけて作られたこの生地は、空気を含んだような、程よいムラ感のある、独特な風合いに仕上がっています。

身幅が広く、着丈の短いヴィンテージライクなシルエット。平面的なかたちが肌との距離に余白を生み、独自のプロポーションを作り上げてくれます。

LOT.314 COVERALL JACKET C.1940’S

PRICE:¥58,000(¥63,800tax inc.)

SIZE:38/40

COLOR:Covert

-ONLINE STORE-

1940年代のカバーオールを参考に作られたCOVERALL JACKET C.1940’S

ベースとなった杢色調の素材は、アメリカ産のスーピマコットンとムラ糸をブレンドしたオリジナルファブリック。経糸を黄ばんだ糸に染色することで、ヴィンテージの経年変化を再現、こちらも国内の旧式の織機で織られています。

オリジナルの刻印入りのボタンとリベットは鉄製。あえてメッキ加工の工程を省くことで、経年によって生じる“錆び“もデザインのひとつに組み込んでいます。

一般的なカバーオールに比べ極めて簡素なディテールなことから、ベースのアイテムは物資に乏しい時代、第二次世界大戦前後に作られたと推測。直線的なシルエットをそのままサンプリングし、ステッチワークに細心の注意を払いながら当時の粗い縫製を再現したとのこと。

フロントが前に落ちるような独特なシルエット。肩口から胸部は若干狭く、裾にかけて広がるAラインのようなフォルムを形成しています。

LOT.303 COVERALL JACKET

PRICE:¥72,000(¥79,200tax inc.)

SIZE:38

COLOR:Charcoal

-ONLINE STORE-

炭鉱から発掘された、名もなき1910年代のカバーオールから生まれたジャケット。

生地はコットン100%の米綿を使用。こちらも古い織機で製作されています。

小さくリサイズされたオリジナルのスナップボタンは個人的にも気に入っているポイントの一つ。更につや消し調のメッキに墨入れまで施すという拘りぶり。「神は細部に宿る」というブランドコンセプトを垣間見れる仕様です。

ワーカージャケットのため、装飾というデザイン性が全く存在しない、言わば道具に近いこの衣類を、当時の仕様を継承しながら素材感を考慮し、脇下の溜まりを改善するため肩傾斜を付けて再構築。

身幅の広い直線的なフォルムが鈍いドレープを生み、独特な雰囲気を醸し出しています。

今回全てのアイテムを着用して感じることは、シルエットに少しの違和感があるような、ヴィンテージをベースとしながらも古さを感じず、海外にてメゾンでの経験を持つからか、どこかモダンな匂いが漂っているような気がします。

…Vol.2に続く

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